船吹について
昭和30年7月、「音楽を通して輪を広げよう」と、名誉会長の箕輪弘之を中心に船橋ボーイスカウト音楽隊のOB17名によって結成されました。 創立当時は練習のための公共施設を借りることができず、市内の幼稚園や寺院を借用し練習しておりました。楽器や譜面なども不足気味の中、故・箕輪弘之名誉会長や 故・中村英次郎名誉会長の尽力を忘れることはできません。
その後、公共施設を借りられるようになり、活動内容の実績を伴うにつれ、今日のような練習ができるようになりました。
現在では、年1~2回の定期演奏会を筆頭に、夏の吹奏楽コンクール、活動拠点の船橋市中央公民館サンデーコンサート、千人の音楽祭、ふなばしミュージックストリートなど、船橋吹奏楽団単体の活動だけではなく、船橋市を中心とした様々な活動を行っています。
団員は高校生から大学生、会社員、公務員、教員とさまざまな職業と幅広い年齢層が特徴で、創立当時からの団員も健在です。また、指揮者としてヨーロッパで活躍中の武藤英明氏をはじめ、第一線でプロとして活躍しているOBも数多くいます。 ヨーロッパには100年にわたって、親子3代で活躍している吹奏楽団があるそうですが、私たちもわが国の市民吹奏楽団の中でも古い歴史をもつ楽団のひとつとして地域社会の中に根ざし、市民のみなさまに愛され親しまれる楽団を目指しています。
これまでの船吹の歩み
昭和25年 | 1950年 | ボーイスカウト(現在の船橋第一団)の中に、船吹の前身となる音楽隊が発足 |
昭和30年7月 | 1955年7月 | 名誉会長 箕輪弘之を中心にボーイスカウトとは別組織として船橋吹奏楽団を創設 |
昭和36年11月 | 1961年11月 | 全日本吹奏楽コンクール初出場 以降、昭和46年(1971年)までの間に9回出場 |
昭和46年から52年 | 1971年から1977年 | 練習場としていた中央公民館建て替えのため、練習場を転々とする |
昭和62年 | 1987年 | ヒストリー・オブ・ジャズに参加、以降数年にわたり毎年参加 |
平成5年10月 | 1993年10月 | シニアバンドとして船吹倶楽部が発足し、「国民文化祭岩手」に参加 |
平成7年から8年 | 1995年から1996年 | 創立40周年記念演奏会シリーズ開催 |
平成10年7月 | 1998年7月 | 船橋市民文化ホール開館20周年記念「ハッピーバースデーコンサート」に出演 |
平成11年11月 | 1999年11月 | ボーイスカウト船橋第一団創立50周年記念式典に出演 |
平成17年 | 2005年 | 船橋吹奏楽団 創立50周年 |
平成17年8月 | 2005年8月 | 船橋市文化使節派遣事業 デンマーク演奏旅行 (旅行記はこちらへ) |
平成18年2月 | 2006年2月 | 千葉県吹奏楽連盟50周年記念演奏会および記念式典に出演 |
平成20年11月 | 2008年11月 | 国民文化祭に出演 |
平成26年4月 | 2014年4月 | 船橋市・デンマーク王国オーデンセ市 姉妹都市25年記念式典および記念演奏会に出演 |
「千人の音楽祭」や「サンデーコンサート」など、市の行事への出演・協力や依頼演奏も積極的に行っています。
本団はアマチュア団体として、吹奏楽の合奏と鑑賞により音楽に親しみ団員相互の親睦と成長を図り、地域社会が文化的で明るく住みよいところとなるよう活動する。
― 船橋吹奏楽団 会則 第2条 ―